はじめに

最初に「当ブログの注意点」をよく御覧ください。
アメブロもあります。「医師水野のアメブロ」

2015年7月24日金曜日

倦怠感・うつの原因?

今回は、

倦怠感うつの原因について。





「ダルい」「何か調子がイマイチ」
よく聞きます。

「気分がすっきりしない」、「寝付きがよくない」
これらもよく耳にします。




今回は、これの3つの原因について扱います。

もちろん、この3つが全てではありません。

副腎の問題や、ホルモン異常を引き起こす腫瘍など、色々な疾患の場合もあります。

改善がなければ医療機関を受診しましょう。

ネットだけでは、検査はできませんし、診断もつきません






原因その1:糖質

糖質はうつや倦怠感にかなり影響しているようです。

うつや倦怠感を訴える方は、よく内科外来を受診されます。

その方々の食事内容を見ると、かなり糖質摂取が多い生活をされています。

コメ・メン・パンやスイーツなどをとても多く摂っています。


このような方々に糖質について話すと
「ああ!全部大好き!!」
とか
「糖質控えたら、食べるものがないよ!」
というリアクションがかえってきます。

そんな方は要注意です。




逆に、糖質制限をされた方はうつや倦怠感がかなり改善される例をよく見ます




江部先生もこの話題を取り扱っています。


江部先生ブログ「糖尿病と血糖値とうつ病」

糖尿病とうつの相互作用について記載されています。
糖質制限をすると代謝が安定するという点も書かれています。


江部先生ブログ「厚生労働省の「5大疾病」と糖質制限食について、2011」

双極性障害の場合は、糖質制限だけでは改善困難という点についても書かれています。




全部が全部、糖質が原因ではありません。

しかし、糖質過多の生活を送っている場合は、糖質制限が有効かもしれません


糖質制限についてはコチラをご参照ください。

「簡単!糖質制限導入編」










原因その2:鉄欠乏

これは閉経前の女性で多い原因です。

平成23年国民健康・栄養調査結果報告 厚生労働省によると
「中学生女子の8~15%、高校生女子の15~17%、成人女性の約17%に貧血の疑いがある」
となっています。

そして、されにこれは「貧血」についてです。

貧血がある場合は、割とどこの医療機関でも検査はしてくれます。



問題は、このブログの
「鉄欠乏について」
でも書きました通り、

「貧血がないけど鉄欠乏がある」

場合です。

MCVという赤血球の大きさを示す値が小さければまだ検査をしてくれる場合が多いですが、貧血がなく、MCVも正常範囲の場合は、ほとんどの医療機関で検査をしていないのが現状です。




しかし、閉経前の女性の場合、まったく貧血がなく、貯蔵鉄であるフェリチンの値が20程度でも、ダルさなどの症状が出る場合があります。

先日もそのような症例を経験しました。



この場合、鉄の補充だけで、症状が劇的に改善します。



閉経前の女性で、ダルさやうつ症状がある場合は、検査をお勧めします。

最初に行う検査は、血清鉄、TIBC、フェリチンの3つで充分でしょう。

鉄欠乏が見つかった場合は、子宮筋腫などの婦人科的検査や、便潜血検査など消化管出血などの検査を行うと良いです。









原因その3:考え

これも原因か結果か、両方の場合があると思います。

ダルさ、うつ症状を訴える方は、ストレスになる事などを常に考えるようになってしまっている事が多く見受けられます。

ストレスについて考えるから、さらにストレスが溜まるという負のスパイラルです。






不眠なども同様の事があります。

夜に眠れないという事は、日中にも原因があります。

夜、色々な事を考えて眠れないというのは、日中も色々な事を考えているという事です。

これは入眠障害のある不眠の方では、かなり当てはまります。






もちろん、必要性を感じるから、色々と考えてしまうのでしょう。

ですが、本当にそれについて考える事は必要でしょうか?




「〜しなきゃ」、「〜じゃないと」という考えのほとんどは自分の思い込みです。

冷静になって思い直してみると、本当は絶対にしないといけない、という事はほとんどありません。

落ち着いた心になってみると、自分で自分を檻の中に閉じ込めているだけだった、というのが分かると思います。





ストレスの原因となる考えは手放しましょう

考えないようにするだけで、ストレスはぐっと減ります。





今に集中しましょう。

先々や過去に色々あったり、あるかもしれません。

しかし、今が問題なければ充分なのです。

過去に何かあったとしても「仕方がない」とあるがままに受け入れましょう

未来に不安があったとしても「クヨクヨしても仕方がない」と今に考えを戻しましょう

ぐっと心がラクになります。

そしてその分、自分の中から意欲が出てきます。




今に集中する、という事は以前にも講演しています。


「今に集中!医療安全2」




以上、倦怠感・うつの原因?についてでした。





2015年7月19日日曜日

インスリンと消化吸収

今回は複合テーマです。


インスリンと消化吸収について。




1.インスリンの分泌調整について


インスリンは基本的には血糖値の上昇によって、調整されます。

俗に「見ただけでインスリンが分泌される」と言われますが、根拠はありません


江部先生の下記ブログでも「ありえません」と記載されています。
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-1219.html


=====以下、引用=====
さてご質問ですね。
「① 甘いものを見るだけでインスリンが分泌される。」
 これはありえません。そんなことがあれば、低血糖になります。
=====以上、引用=====





ただし、神経からの調整は受けます。

迷走神経が興奮した場合には、インスリンが分泌されます。

同、江部先生のブログに記載があります。
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-2430.html


=====以下、引用=====
インスリン分泌は、神経系も影響し、とくに迷走神経は食物の摂取により緊張し、GLP-1やインスリンを分泌させます。
=====以上、引用=====





2.糖質が消化に良くないというエビデンス


これはエビデンスも何も一目瞭然です。
私達内科医がよく経験しています。

当ブログでも取り上げています。


内視鏡写真を見ると、まさに「百聞は一見にしかず」です。

コメ・メン・パンは、かなり胃内に残ります






また糖を摂取すると「糖反射」が起きます。
すぐに胃の動きが抑えられてしまうのです。

詳細はコチラを参照してください。
消化に良いもの?







3.「糖質は速やかに吸収される」、について。

よく引用されるものに、「米国糖尿病協会(ADA)の患者教育用のテキストブックLife With Diabetes(2004年版)」があります。


=====以下、引用=====
摂取後直接、血糖に変わるのは糖質のみである。

糖質は速やかに吸収され、直接100%血糖に変わり、ほぼ120分以内に吸収は終了する。
蛋白質・脂質は、摂取後、直接血糖に影響を及ぼすことはない。

「炭水化物・タンパク質・脂肪はカロリーを含有している。炭水化物だけが、血糖値に直接影響を及ぼす。」
=====以上、引用=====




この中の「糖質は速やかに吸収」について説明です。


例えば、液体の糖質(ジュース)は摂取して、5分で血糖値が上がり始め、30分するとほぼ全て血糖になります。


これは「すみやかに血糖値が上がる」と言えます。



しかし、通常の食事に含まれる糖質は、摂取して30分してやっと血糖となってきます。

「消化が終わった後」に、小腸の壁から吸収されるのは「速やか」です。


通常の米飯より、お粥の方が消化・吸収は多少は早いです。




唾液のアミラーゼで消化?

また、唾液アミラーゼで糖質を分解すればする程、あとの消化・吸収は早くなります。

ガッチリ口だけで消化するなら、30口ではなく、30分くらい噛んでいればかなり口内でも消化できる、という事です。顎が疲れそうです。

私達は、普段からあまり噛まずに飲み込んでいるため、口内ではあまり消化はされていません。




胃の中に残っている?

また、120分でほぼ吸収が終了する、というのと、実際に胃の中に残っている、というのは前提の違いです。


胃の動きはいつも一定というわけではありません。また、食べる量も毎回違います。


米だけと、米と油一緒でも違ってきます。油と混ざると消化しづらくなります。

私達は実際の生活では、米の量が多かったり、胃の調子がイマイチだったり、他にアレコレ食べたりします。

ですので、120分経っても、胃内に炭水化物が残っていることはよくあります





<おまけ編>
どうやって腸は糖を体内に取り込んでいるのか?


こちらは、ややマニアック編です。

医師であっても、基礎医学的な事が好きな人だけが知っている内容です。

はい、私は医学生の頃から「マニアック水野」として有名でした(笑)



人体は糖などを取り込むためにNa(ナトリウム)イオンを使って共輸送しています。

Naイオンは、塩の片割れですね。
Na(ナトリウム)と、Cl(塩素)がくっついて、塩化ナトリウム=塩です。


「共輸送」というのは、細胞の壁を越えるための手段です。
細胞の中に取り込みにくいものと、取り込みやすいものをセットで取り込む方法です。


糖質は通常では細胞の壁を越えて体内に入る事はできません。
ですので、Naイオンを使って、一緒に小腸の細胞壁の中に取り込みます。



では、その腸の中のNaイオンはどこからくるか?

Naイオンは消化液として分泌して、腸管内での濃度を高めているのです。
人体は色々していますね。


ですので、Naイオンがあって、初めて糖が吸収できます。
これはそうやって糖を腸管の壁を越えて吸収させるためです。
共輸送なので、Naイオンと糖の両方がないと吸収されません。

ただし、Naイオンは他のものを取り込むのにも使われています。
Naイオン、大活躍です。


詳しくは下記サイトで書いてあります。
http://kikkenlab.blog.fc2.com/blog-entry-17.html





という事で、色々と疑問に思われがちな事をまとめてみました。





2015年7月18日土曜日

尿酸値と糖質制限

今回は、尿酸について。



まず、私自身の体験談から。



糖質制限を開始して、
尿酸値、上がりました。



ずっと5台だった尿酸値が、半年で7まで上昇。
しかし、また半年で5台へ低下しています。

代謝に切り替わりとともに上昇、
代謝が安定してくると下降してくるのだと考えています。

痛風発作も起きず、結果として5台へ戻ったので、全く支障はありませんでした。


また実際に尿酸値が12でも発作が起きない方もいれば、
尿酸値7をきった6.8でも発作が起きる人もいます。



まずは、江部先生が色々と書いてくださっています。
さすが江部先生。

引用ラッシュです。


その江部先生の投稿のまとめ、ともいえる糖質制限推進協会の「よくある質問」コーナーから。



=====以下、引用です=====

Q6. 尿酸値が上がってしまいました。痛風にならないか心配です。


糖質制限食を始めて、尿酸値が上がる人、不変の人、下がる人がいます。

痛風専門医の元鹿児島大学病院内科教授・納光弘先生によれば、尿酸を確実に上昇させるものは、

1. ストレス 
2. 肥満 
3. 大量の飲酒 
4. 激しい運動 
5. プリン体の摂りすぎ 

だそうです。

従来、肉の摂りすぎやビールの飲み過ぎが尿酸値を上げるということが常識とされていたのですが、食事由来の尿酸は約100mgで、一日に生産される総量約700mgに比してかなり少なく、食事よりストレスや肥満の方が、尿酸値への影響が多いことが分かってきています。

糖質摂取の有無とは無関係に、摂取エネルギー不足の時(断食時を含む)も尿酸値は急上昇します。これも大きなストレスと考えられます。

糖質制限開始後の尿酸値上昇については、3-12ヶ月程度で基準値に戻る場合が多いです。これまで痛風発作を起こしたことがない方はあまり心配せずに経過を見てみましょう

また、下記をチェックしてみて下さい。

摂取エネルギーは不足していないか

・糖質制限食が精神的・肉体的にストレスになっていないか

お酒を飲み過ぎていないか

運動量は適切かどうか

水分を積極的に摂取しているか

プリン体を特に多く含む食品を食べ過ぎていないか


※プリン体が多い食品の例(200mg以上/100g)


干し椎茸、
レバー(牛・豚・鶏)、
カツオ、
マイワシ、
大正エビ、
オキアミ、
魚の干物(イワシ、アジ、サンマ、カツオブシ、ニボシ等)、
サプリメントの一部(DNA/RNA, ビール酵母、クロレラ)



他に、尿酸値を上昇させる薬剤もあります。

・サイアザイド系降圧利尿薬(フルイトランなど)
・ループ利尿薬(ラシックスなど)
・喘息の治療薬のテオフィリン(テオドールなど)
・結核治療薬のピラジナマイド(ピラジナミドなど)
・少量のアスピリン(小児用バファリンなど)

参考URL:
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-2113.html

http://www.tufu.or.jp/pdf/purine_food.pdf


=====以上、引用でした======



上記ページが総まとめ的な感じで分かりやすいと思います。





尿酸の腸からの排泄?


また江部先生のブログにはこんな感じの投稿もあります。

『激しい関節痛を起こす痛風の発症は、原因物質の尿酸を尿から出す機能だけでなく、
腸から排出する機能が低下することも一因

尿酸は3分の2が腎臓から、3分の1が腸から排出される』

という事が書いてあります。
私が医学生の頃には、ほとんど強調されなかった内容です。

尿酸は、腸からの排出もあるようです。




以下、江部先生の元ブログより。



=====以下、引用です=====

肥満がある人が糖質制限食で減量に成功したら、尿酸値が基準値になることは考えられます。

もともと尿酸値は正常だったのに、糖質制限食実践で高値となる人がいます。

一番多いのは、低カロリー過ぎた場合です。

糖質制限食開始後、急に尿酸値が上昇したときは、大多数の人が、摂取エネルギー不足でした。


2012年4月4日の毎日新聞の記事によれば、

『激しい関節痛を起こす痛風の発症は、原因物質の尿酸を尿から出す機能だけでなく、
腸から排出する機能が低下することも一因』

とのことです。

『尿酸は3分の2が腎臓から、3分の1が腸から排出される』

とは、初めて知りました。

この腸からの排泄機能も、個人差に関係しているのでしょうね。

体内で尿酸をつくり過ぎるか、尿からの排泄が悪いため、高尿酸血症になると考えられてきましたが、これらに腸からの排泄障害も加わることとなりました。

あくまでも私見ですが、この腸からの尿酸排泄は、生活習慣やストレスの影響を一番受けやすいような気がしますね。

ただ、低カロリーすぎると、どんな内容の食事でも、尿酸値が上昇するので注意が必要です。

例えば断食(絶食)をすると、尿酸値は急激に上昇します。

断食前6mg/dlが、断食中は9~10mg/dlに上昇したりします。

さて糖質制限食を実践すれば、相対的に高タンパク・高脂質食となります。

一般に高タンパク食だと尿酸値が上昇するとされていますが、ことはそれほど単純ではありません。

例えば、江部康二は、2002年以来13年間、スーパー糖質制限食実践で130g~150g/日のタンパク質を摂取していて、かなりの高タンパク食です。

しかしながら、尿酸値はこの10年間、一貫して2.4~3.5mg/dl(3.4~7.0)程度と低い方です。

尿酸は体内の酸化ストレスに対抗する物質という説があります。

私はスーパー糖質制限食で体内の酸化ストレスが少ないので、尿酸も少なくてすんでいるというポジティブな仮説もありかと考えています。

通常、糖質制限食でいったん尿酸値が上昇した人も、摂取エネルギーが足りているならば、数ヶ月~1年で元の値に戻ることが多いので経過をみることが多いです。

ただ、過去痛風発作を起こしたことがある人は、内服も考慮する必要があります

過去痛風発作を起こしたことがない場合は、尿酸8~9mg/dlとかでも、経過をみてよいと思います。

過去尿路結石のあった人や家系的に腎臓結石持の方々は、尿酸が高値となったときは、梅干しを食べるとか、わかめ・ほうれん草・大根・キャベツ・茄子・しいたけなど摂取で尿をアルカリに保って尿酸が結晶化しにくいようして、尿酸値が基準値にもどるのを待つのが安全と思います。

=====以上、引用です=====


本当、江部先生、ありがとうございます。
長年、ブログ等を続けていらっしゃるのですぐ調べられます。







尿酸が高くでも痛風発作が起きない!?




さて、冒頭の記載に戻ります。


また実際に尿酸値が12でも発作が起きない方もいれば、
尿酸値7をきった6.8でも発作が起きる人もいます。



この違いは何でしょうか?


ガイドライン的には尿酸値で判断します。

この違いが説明できません。






そして、起こっている事から逆に考えれば、
尿酸は高いだけでは発作は起きない、
という考えが導き出されます。






では、尿酸値12で発作が起きない人はどんな状況でしょうか。


これは「炎症」が鍵になると考えます。





「炎症」が尿酸を結晶化させ、痛風発作を起こす引き金である可能性があります。



では、どうやって炎症を控えたら良いでしょうか?



端的に言うなら
「糖質」と「トランス脂肪酸」を避けましょう
という事です。


詳細は、前述のブログ投稿をご参照ください。







なぜ尿酸は体内にあるの?


また、なぜ痛風発作を起こす尿酸が体内にあるのか?という事を考えるのも面白い考察です。


尿酸が体内に「ゼロ」の人はいません。

多い、少ない、はありますが、必ず全人類の体内に尿酸は存在します。






なぜ尿酸は私達の体内にあるのでしょうか?


尿酸は実は、「抗酸化作用」がある事が分かっています。



よくペットボトルの緑茶に「ビタミンC」が入っています。

これは緑茶が酸素に触れて「酸化(=サビる)」のを防ぐためです。

ビタミンCが酸化を防いでくれます。



では、人体ではどうでしょうか?

人間はビタミンCを作り出せません。

とするならば、酸化(=サビる)する一方でしょうか?

実際にはそうなっていません。



体内で酸化を防ぐ物質のひとつに「尿酸」があるのです。


尿酸が高い人は、自分の体が一生懸命に酸化(=サビる)するのを防いでくれているからかもしれません。



そうすると、不思議。

「尿酸、ありがとう!」って思ったり、思わなかったり。




以上、尿酸値と糖質制限について、でした。






2015年7月17日金曜日

続・人前での話し方

人前での話し方の続編です





前回の「人前で話す方法」はコチラ。


今回はmini Tips編です。

前回の動画は何回も見た後が良いでしょう。




人前で話すのに一番大切なのは
「情熱」
です。




単なる情報伝達だけなら、文字の方が有用です。
見直せるし、変わらないからです。


では、話を聴く時のメリットは何でしょうか?

それは「熱」が直に伝わる事です。


逆に、人前で話す時には、いかに自分の「情熱」を伝えられるかがキモとなります。


そのためには、

1.分かりやすさ

2.飽きない工夫

3.自分の情熱を高める


この3つが大切です。




1.分かりやすさ

これは前回ので説明しました。
シンプルにする、という事です。


メインテーマを1つに絞る。

サブテーマを3つに絞る。


横道に逸れない。


コレです。




2.飽きない工夫

色々あります。

人の集中力は5分で切れます。

5分毎に何らかの工夫をすると、聞き手の集中力を保てます。


・復唱してもらう

・挙手してもらう


・実演する


・他の人に話してもらう(当てて話してもらう)



などです。




あとは、やってしまいがちですが、
レーザーポインターは使わないようにしましょう。



レーザーポインターが必要、という事は
その時点dえ、
スライドが複雑で分かりにくい
という事です。


ひと目みただけで、分かるようなスライドが良いです。




どこかを指し示す必要があるなら、
矢印でも丸でも、予め書いておけば良い
のです。


スライドに前もって記入しておけば良いのです。


手足はもっと有効に使いましょう。



ボディー・ランゲージは大切です。

大きく動かして、しっかり表現しましょう。





3.自分の情熱を高める

これには、元々、話す内容を自分の興味がある事にする、という事が大切です。

あとは、練習を繰り返す事です。

何度も何度も話していると、話す事自体が楽しくなってきます。

そして、関連する色々な事が自分の中から浮かんできます。

自分の中から浮かぶ事は、オリジナリティがあり、話す時に非常に現実味を帯びます。

説得力が段違いです。


例えば、「糖質制限 関連講演」で、質問に答えるシーンや、「なぜ」について話しているシーンなどは、まさにこの「自分の中から浮かんだ事」を話しています。


糖質制限 関連講演


自分の言葉で語るとは、こういう事です。
迫力が、情熱が違います。


最初は浮かばなくでも、何度も何十回も練習すると、自然に浮かんできます。

また、話す内容はどんどん変えていきましょう。
練習する間に、全く別物になる事も良くあります。



以上、人前での話し方の続編でした。







2015年7月16日木曜日

失敗と学び

今回は、失敗と学びと態度について。




丁度、今回のテーマが上の写真の通りです。

「失敗とは成功の反対ではない。失敗は成功の一部である。」



私は大変、調子に乗りやすいので、大変しばしばお叱りを受けます。
周囲の皆様、いつもお手数をお掛けしております。



調子に乗りやすいのはさておき、失敗は多い方です。



糖質制限 関連講演でも一部、話した内容です。

糖質制限 関連講演







失敗しない人とは、どんな人でしょうか?

失敗しない人とは、何もしない人です。

いつも同じ事しかしない人です。

そんな人、周りにいませんか?



能力の範囲内で「安全」な事しかしません。
失敗が怖いからです。



その人は、つまらなさそうな顔をしているハズです。
愚痴っぽいかもしれません。
同じ事ばかりしているのだから、当たり前ですね。

また、失敗を恐れ、不安そうにしていたり、ピリピリしているかもしれません。




「失敗しない」と言っている人は「何もしてない」と言っているのと同じです。

私は、全く尊敬しません。




失敗しない人の人生は「失敗への恐怖」に支配されているとも言えるでしょう。

いつもアレコレ心配して、怯えています。

「ああしたい、こうしたい」、と言いながら「でも無理」と言って、何もできません。




無理と決めたのは誰でしょうか?

恐怖に支配された自分です。


自分で自分を縛るのは、もう、やめませんか?






成功した人は2パターン

では、既に成功した、という人は、どんな人でしょうか?

これは2パターンあります。


1.まぐれで成功したパターン

大した失敗もなく、初回で成功した場合です。

基本的に調子に乗っています。

おごり高ぶっています。

見れば一発で分かるハズです。



そして、既にこの時、次にくる大きな失敗の準備を自分でしています

浮かれていて脇が甘くなっています。

こういう人になりたいでしょうか?




2.失敗を繰り返して成功したパターン

この方々は謙虚です。

失敗する事と、失敗から学ぶ事を知っています。

そして自分は失敗する、という事を知っています

なので謙虚です。

私はこういう人になりたいと思います。


また、成功に失敗はつきものと知っているので、失敗を織り込んだプランを考えます。

そして保険をかけてリスクに挑みます。



では、その成功の回数を増やすには、どうしたら良いでしょうか?





成功を増やすには?

成功を増やすには、トライする回数を増やせば良いです。

何度もトライして、失敗を増やすのが必須です。

その失敗から学び、成長することで、成功しやすくなります



早く成功したい人は、どんどん早く失敗すればいいのです。



例えば、自分が営業の仕事で成績を上げないといけない、という場合。

営業成績を上げたいなら、どんどん営業をかけて失敗をして、そこから学ぶという事が必要です。






それでも足りなければどうしたら良いでしょうか?


例えば、社会に貢献できるようなボランティアに参加して、寄付のお願いをして失敗の経験を積めば良いのです。


ここまでやる人を見たことがあるでしょうか?

もし見たことがあるなら、その人が急激に成長していくのを見るでしょう。
営業成績も上がっていくでしょう。


もちろん、大変です。
悩みます。
落ち込みます。

しかし、最も学べます



学ぶのには手間暇かかります。

学ぶのに、お金はもらえません。

ただ働きして学ぶのです。








中間は忘れられがち?

これらはよく聞くハズです。

給料を貰って働く。
お金を出して、研修やセミナーを受ける。


ここまでは、よく聞く話です。
周りにもいるでしょう。

お金を払って、研修やセミナーを受ける人は、やや意識が高いと言えます。



ですが、タダ働きの事は皆、思いつかないのです。


単に話を聞くだけより、実体験した方が多く、深く学べます

そして忘れません



喜んでタダ働きをするかどうかで、成長するかどうか、かなり違ってきます










さて、ここまで読んで疑問に思うでしょう。

なぜそこまでするのか?

これは、当然、人それぞれです。

私の「なぜ」は上記講演でお話しました。

糖質制限 関連講演

目の前の人を助けられない、何もできない、そんな風に「悔しいのはもう御免」だからです。



心の底から沸き上がる「なぜ」があります。

だから、そこまでできます。

もう悔しい思いをしないために、全力を尽くせます。

失敗してもかまいません。

恥をかいてもかまいません。

そんなつまらない事より、「悔しいのはもう御免」の方が優先します。



これは非常に個人的な理由です。

しかし、個人的かどうかは関係ありません。
自分にとって意味を持つかどうかです。
そして、その理由がどれだけ強いか、です。







非常に強い「なぜ」を持つ

逆に言えば、そこまでできるような非常に強い「なぜ」がないと、そこまで出来ません。

ですので、心の底から「これだけはしたい」という事をしましょう



恐れや不安に支配されるのではなく、本当にしたいと思う事をしましょう



つまらない事をするのではなく、人生でコレだけはしたい、という事をしましょう




と言っても、アレコレどうしても心配してしまう、という方も多いでしょう。


これについて講演もしています。

今に集中!


医療安全の講演の中で話しました。
ミスやストレスを減らす方法として最適です。




自分の心に嘘をついて、騙しながら生きるのは終わりにしましょう

これの為なら全力を尽くせる、どんな苦労だってかまわない、そういう事に力を注ぎましょう。






リチャード・カールソンさんって?

そして、さらに下記のオーディオブックが5000円程度で、とてもお勧めです。
リチャード・カールソンは、ストレス分野において世界最高とも称される心理学者です。
本当に安い投資です。

ダウンロード販売ならこんな感じ

CDで買うにはこんな感じ



これを、ひたすら聞き流して聞くと良いです。
私も、もう何度も聞いています。
通勤、通学、家事などしながらで良いのです。

自分が聞きたい内容の所は自然と耳が向きます。
頭に入ってきます。



ストレスが減り、やりたい事が見えてきます。
そして、今まで自分を阻んでいた考えから自由になれます。
本当にやりたい事が浮かびます。


あ、別にここの回し者ではないですよ(笑)




以上、失敗と学びについてでした。





膠原病と糖質制限

今回は膠原病について。

膠原病という病名、聞いたことありますでしょうか?




膠原病 (こうげんびょう、connective tissue disease) とは、
全身の複数の臓器に炎症が起こり、臓器の機能障害をもたらす一連の疾患群の総称です。


とてもいっぱいあります。


•関節リウマチ (rheumatoid arthritis; RA)
•全身性エリテマトーデス (systemic lupus erythematosus; SLE)
•強皮症 (Scleroderma)
•皮膚筋炎 (dermatomyositis complex; DM) / 多発性筋炎 (polymyositis; PM)
•結節性多発動脈炎 (polyarteritis nodosa; PN)
•混合性結合組織病 (mixed connective tissue disease; MCTD)
•その他の膠原病・膠原病類縁疾患
•シェーグレン症候群 (Sjögren syndrome; SjS)
•顕微鏡的多発血管炎 (microscopic polyangitis; MPA)
•ウェゲナー肉芽腫症 (Wegener's granulomatosis; WG)
•アレルギー性肉芽腫性血管炎 (allergic granulomatous angitis; AGA) (チャーグ・ストラウス症候群 (Churg-Strauss syndrome; CSS) ともいう)
•過敏性血管炎 (hypersensitivity angiitis)
•ベーチェット病 (Behcet's syndrome[disease])
•コーガン症候群 (Cogan's syndrome)
•RS3PE (remitting seronegative symmetrical synovitis with pitting edema)
•側頭動脈炎 (temporal arteritis; TA)
•成人スティル病 (adult-onset Still's disease; AOSD)
•リウマチ性多発筋痛症 (polymyalgia rheumatica; PMR)
•線維筋痛症 (fibromyalgia syndrome; FMS)
•SAPHO症候群

聞いたこともない病名も多いと思います。
最近でもドンドン増えています。

さらに上記の他にも、まだまだ膠原病はあります。




糖質制限で膠原病が良くなる?

従来の治療では、膠原病は免疫を抑えるステロイドや、免疫抑制剤の治療となります。

どちらも劇薬の類ですので、副作用には大変注意が必要です。



これらの免疫を抑える系の薬の他に、何か効果のありそうなものはあるでしょうか?





そう、ここで糖質制限です。

糖質制限で膠原病が良くなる可能性があります。

実際に改善が見られている症例を見ています。

逆に、その他の方法は上記の従来型の薬剤治療くらいしか、「しっかり効く」というものは現在はありません。

やはり副作用の多い薬は減らしたいものです。



また基本的に、糖質制限と従来型の薬剤治療は併用も可能です。
個々の病態によって注意点などもありますので、実際に開始する場合は主治医とよく相談しましょう



また、逆に膠原病にかかった方の食事を聞くと、ほとんどの方が糖質ばかり食べてた。全部好物!という答えをおっしゃいます。

糖質により免疫の暴走が起こっている可能性があるのです。






どの位、糖質制限を?


問題は「どのくらいまで?」という事です。

まず糖質制限を始める時にする事の多い「緩めの糖質制限」では、あまり効果が期待できません

膠原病の方も診ていますが、糖質制限の効果が出たのは三食ともコメ・メン・パンを抜いてからでした。

ですので、お勧めは3食ともコメ・メン・パンを抜くことです。

できれば断糖です。

最も糖質を控える断糖が、やはり最も効果を期待できます。




断糖って?


また、断糖は物凄く色々と効果がありますが、ハードルも一番高いです。

食事は、ずっと続けるものなので無理は続きません。

一気に断糖しようとすると、失敗しがちです。



糖質への依存が強い場合は、まず、1食の糖質20g以下から始めると成功しやすいです。

最初から1日1食で成功する方もいますが、私のように最初は空腹感が強い場合もあります。代謝が糖質代謝メインになっている場合です。

1日1食は、代謝が脂肪酸・ケトン体システムに切り替わっている事が前提です。こちらのエネルギー利用方法の方が圧倒的に燃費が良いのです。



3食のコメ・メン・パンを抜くと、代謝が切り替わります。
動物性蛋白質(肉・魚・卵・チーズ)は沢山摂りましょう

やせ気味の方は脂質もしっかり摂りましょう
すると楽に糖質が抜けるようになります。

以前はあれほどあった、「糖質を食べたい」という欲求自体が減ります。



代謝の切り替わりについては下記をご参照ください。



食後も満たされない?


マンガ版もあります。
「おちゃずけ」さんが漫画化してくださいました。


糖質制限の体感的変化




以上、膠原病と糖質制限について、でした。




2015年7月13日月曜日

糖質制限 関連講演

今回は、2015年7月11日に、千葉県にある宗田マタニティクリニックにて行った講演についてです。

この日は宗田先生にも初めてお会いできて大感激。


宗田マタニティクリニック
http://www.muneta.org

宗田先生も、クリニックも素敵でした。




今回の講演は、

糖質制限 関連講演

と銘打っていますが、糖質制限には直接は触れていません。

糖質制限をしている方に役立つ内容となっています。

入っている声は娘の声です。会場で元気に走り回っていました(笑)


では、早速、ご覧ください。




講演中、「特発性高血圧」と言っています。間違いとまではいきませんが、高血圧の場合、通常は「本態性高血圧」と言います。2日後にやっと気付きました(笑)





2015年7月12日日曜日

医療不信的な?!

今回は医療不信的な事について取り上げます。




古い治療の犠牲?


糖質制限をしている方の中などでは、このテーマ、やはり度々話題に上がります。
この方々の気持ちは痛い程、分かります。



私も日々診療していて、他での治療を見ると非常に歯がゆい事があります。
糖質制限しかり、湿潤療法しかり。



未だに長時間強力に血糖値を下げ続ける「SU剤」、さらに時には第二世代のSU剤(今は第三世代のSU剤があり通常は第三世代のSU剤を使います)が投与され低血糖になっています。

SU剤は私もまだ処方することがありますが、独居で認知症があり、内服がきちんとできず、ヘルパーさんなどで1日1回しか見守ってもらえない、そしてどんどん高血糖になる、などの場合に限ります。




湿潤療法においても同様です。
今もゲーベンやカデックスなどで処置されて、褥瘡や傷が深くなっている患者さんを見かけます。
大病院の専門科でも、未だにこれらの軟膏で傷が深くなり、痛みに苦しんでいる方々がおられます。




分かります。よく分かります。



これらの患者さんが、たまたま来院されたり、遠路はるばる探して来院されます。
私もその度に悔しい思いをします。
歯痒くなります。





不必要な手術だった


そもそも、私が医師を目指したきっかけも、このような事に根ざしています。



私の祖父は肝臓癌でなくなりました。
結核の手術で輸血し、C型肝炎ウイルスに感染し、肝細胞癌となり亡くなりました。


今ではこの結核の手術は全く意味がないことが分かっています。
結核は抗結核薬で治します。


ですが、当時はこの手術で結核が治る、進行が止まる、と考えられていました。
広く一般的に行われていた手術でした。
同じ手術後の患者さんを何人も見たことがあります。



またC型肝炎ウィルスの事もよく分かっておらず、今のように充分には感染対策ができない状況でした。




当時の医師も結核を治そうと手術をしてくれ、貧血を治そうと輸血をしてくれたのです。


誰も悪くないのです。 




当時はそれが常識でした。
しかし、結果は祖父の死です。




このように「良かれ」と思ってしているのに、結果として「良くない」という事を、私は

善意不善

と呼んでいます。




その祖父に起こった善意の不善こそが、私の医師を目指した原点です。


その時、何もできなかった自分の無力さが、本当に悔しくてたまりませんでした。
祖父を亡くした後も「何もできなくてごめんなさい」と何度も思いました。


ですから、
もう目の前の人に何もできずに、悔しい思いをするのは御免です




誰もがベストを尽くしています。 


特定の誰かを責めても、敵を作るだけです
何も良くなりません。



何かを良くしたいなら、変えるべきは仕組みです。



以上、医療不信的な事などについて、でした。





2015年7月9日木曜日

インスリンと現代社会

今回は

インスリンとそれを取り巻く環境について。




まず、

インスリンは一部の患者さんや、病態では必須です。

インスリンを投与しないと命に関わる場合があります。

たとえば1型糖尿病を完全に発症している方。
インスリンの注射なしでは半年で死亡してしまいます。

また2型であっても、急性増悪期にはインスリンで速やかに血糖値を正常化する必要があります。
全身の代謝が障害されるためです。
糖尿病性ケトアシドーシスなどがその病態です。

下記参照を。
メルクマニュアル「糖尿病性ケトアシドーシス」

その他、手術前で早急な血糖値コントロールが必要な場合など、インスリンが欠かせない場面があります。

インスリンの注射薬自体は、画期的なものでした。

インスリンは、今後も医療には欠かせません。




インスリンがいらない人って?


問題はインスリンが必要がない方にも投与されている現状です。


どのくらい必要なくなるかは、下記を参照ください。

過去の糖尿病治療結果


つまり、2型糖尿病であって膵臓のインスリン分泌能が残っており、食事療法や薬剤選択をきちんとすれば、ほとんどの方でインスリンは不要となります。

私も糖質制限に出会うまで、また、ACOORD試験の結果を知るまでは
「早期にインスリンを導入して、膵臓を休めましょう」
といった治療をしていました。

それが良いと信じて、どんどんインスリン導入をしていました。

全国でもまだまだ大多数を占める治療法です。

ACCORD試験については江部先生のブログを参照ください。

ACCORD試験の死亡リスクと低血糖とSMBGサブ解析2011
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-1741.html



インスリンの害って?

1型糖尿病の患者さんが全て半年で死亡していた状態から何年も生きられるようになり、重症の高血糖から患者さんを救ってくれた、素晴らしいインスリン製剤。


ですが、素晴らしい効果がある一方で、次第にインスリンについて色々な事が分かってきています。副作用のない薬はないのです。



インスリンを打つと太ります。
まさにホルモンの作用です。
吸収したエネルギーを脂肪細胞に蓄えるのがインスリンのメインの作用の1つです。



高インスリン血症はある種の癌に関係すると言われています。
発癌リスクが高まるというわけです。
(もちろん全ての癌に関係があるとは言われていません)

例えば大腸癌などです。これも江部先生のブログをご参照ください。

高インスリン血症と高血糖と発がんリスク
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-1719.html



インスリンがアルツハイマー型認知症のリスクを高めるという話もあります。
アルツハイマーの原因物質であるβアミロイドを分解しづらくなるから、という事です。

詳細は、これまた江部先生ブログを。
アルツハイマー病と糖尿病
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-602.html



また、インスリンによって臓器障害が引き起こされる、という説も出てきました。
血糖値が良くても眼底出血する場合などは、高インスリン血症が存在する、というものです。




今後の治療は?


このように、インスリンについては色々な事が分かってきました。

それらから学べる事は

「インスリンは少なければ少ない程、良い」

という事です。

もちろん、繰り返しますが、必要な時には体外から注射が必要です





従来は血糖値だけが注目されていました。血糖値さえ低ければOKでした。



しかし、今後は、

「いかにインスリンを少なくて済むようにするか?」

に主眼を置くべき時代になってきました。



その具体的な治療法は、「インスリン分泌抑制法」の所で記載しています。





医師はなぜインスリンの害についてあまり知らないの?


医師はあまりインスリンの害について知りません。

「良かれ」と思って処方します。

未だに全国で「インスリンを早期に導入しましょう!」となっています。



すべて「良かれ」と思って、熱心に指導しているのです。

結果、インスリンの害を受けたり、低血糖で救急搬送されたりします。



「良かれ」と思ってしたことが、結果として「良くない」。

これを「善意の不善」と私は呼んでいます。


善意の不善の場合、それをした人を責めても仕方ありません。
その人はベストを尽くしているのです。
ただ、知らなかっただけなのです。


分かります。
医療事故だ、従来の治療法の犠牲になった、医師は信用できない、などなど。
良くなる方法があったのに、という思いは浮かぶと思います。


ですが、それを言っていても何も良くなりません。
それどころか、自分から敵を作ることになります


知りさえすれば、味方になったかもしれない人さえも、敵になってしまいます。
結果、どんどん人間不信になるなど、負の連鎖になるだけです。


忘れましょう。

そんなくだらない事は忘れましょう。


前を向きましょう。
現在に集中して、今にベストを尽くしましょう


批判を控えて、現実をあるがままに受け止めるようにすれば、逆に味方が増えます
そして、ストレスは減ります。



さて、話を戻します。

医師がこのような「インスリンの害」などを知らないのは原因があります。

医師の情報源です。



医師の情報源って?


ほとんどの医師の情報源は下記の3つです。
・製薬会社の営業さん(MRさん)
・製薬会社がスポンサーについている学会
・製薬会社がスポンサーについている論文



あれ、製薬会社が大元なの?

それも早計です。

組織の目的は存続することです。

製薬会社が自社の薬剤を売ることに全力を尽くすのは当たり前です。

そうでなければ、倒産します。

組織とはそういうものなのです。


であれば、基本的に製薬会社からは製剤のメリットをメインに情報提供される事になります。

これも至極当然です。

売りたいもののデメリットばかり宣伝する営業マンはいません。


つまり、こうです。

インスリンは早期導入を。 膵臓を休ませられます。

インクレチン製剤(DPP4阻害薬)は膵臓保護作用があり、低血糖を起こさずHbA1cを下げる。


基本、これしか情報が入ってきません。

ですので、未だに気づいていない医師が大半です。


また論文・学会の偏重主義のため、現場の患者さんから学ぶことを忘れた医師もいます。

実際に自分の診ている患者さんが、糖質制限で良くなっていても、逆に「学会の推奨していない食事療法をするなど、けしからん!」と怒り出す医師の話は良く聞きます。



最初から教育されます

これは、医師になる前も同じです。
情報源の圧倒的な狭さは、同じです。

医学生を教育する先生の情報源もやはり同じで、MRさん・学会・論文(製薬会社がスポンサー)です。

その先生に教えを受けた医学生は、医師になる前の学生時代から、この洗礼を受けています。

そしてそれがスタンダードとなっています。
スタンダードな事をしている限りは、誰からも責められることは基本的にありません。



たまたまネットなどで調べたり、身近の話を聞いた医師・医学生だけが気づくのです。

学会とMR以外の情報源がある医師だけが、気付くのです。


心ある医師は気づくわけです。
ある日、患者さんを見ていると、「おかしい」と思う訳です。
そして、ある時、ネット等で調べると気づきます。

あれ?これ、今の標準的な治療法、おかしくないか?と。



MRさんが良くないの?

いいえ。
MRさん達は非常にがんばっています。
誠実なMRさんは製剤のデメリットや副作用などもキッチリ説明してくれます。

悪意などないのです。

たとえば、MRさんも社員教育では、インスリンの害なんて全く教わりません
やはり、良かれと思って営業しているのです。

それどころか、MRさんがいなければ新しい製剤などの事も情報が入りにくくなります。




では何が?

誰かが悪い、というものではないのです。

社会の仕組みの問題です。



皆それぞれがベストを尽くしているのです。


製薬会社も良い製剤を作ろうと必死です。
昨今では合併吸収などが当たり前の厳しい世界になってきました。


MRさんもベストを尽くしています。
本当にがんばってらっしゃいます。


医師も良い治療をなるべくしようとしてます。
儲けに走る医師は、ほんの一部です。
ほとんどの医師は誠実に治療をしています。



仕組みが問題です。




批判しても敵を作るだけです。
批判した相手から、感情的に反対されます。


怒りは、同様の反発を生みます。
糖質制限の普及の妨げとなるだけです。


インスリンの害も冷静に広めるべきです。
相手に悪意はないのです。
ただ、知らないだけです。


責める気持ちなしで説明すれば、味方になってくれます。


批判は終わりにしましょう。 
味方を作りましょう。 
社会の仕組みを変えましょう。 


誰かが悪い訳ではありません。
仕組みを変えるべきです。





2015年7月8日水曜日

冷えるのはナゼ?

今回は、

体が冷えるのはナゼ?について。







糖質制限をすると通常は冷えが改善されます。





しかし、時々、

前より冷えるようになった!

冷えが改善しない!

という声を聞きます。




これはナゼでしょうか?

勿論、色々な理由があります。





その中でかなり多い原因は

low T3 症候群(低T3症候群、Sick Euthyroid Syndrome)


というものです。




聞いたことはありますでしょうか?




これは単純に言えば、体が省エネモードになっている状態です。


栄養が足りない時に、体が代謝を落として省エネモードとなっている状態です。


私達の体は、そんな事までできるんですね。


省エネモードと聞くと良さそうですが、足の冷えや、だるさ、疲れやすい、といった症状が出ます。省エネなので当然ですね。

無月経、便秘、腹部膨満なども起きます。省エネなのです。腸の動きも落ちます。月経もストップです。

low T3症候群になると冷える事があります。エネルギー不足で「体が冬眠モード」というやつです。 

実際に冬眠前の動物も、このlow T3症候群の状態になっています。
T3を抑えて、代謝を抑えます。
そして冬眠します。

症状が出なければまだ良いのですが、冷え、ダルさ、疲れやすさなどが出る場合、改善したいと思うことでしょう。

対策はエネルギー摂取です。


エネルギー不足でlow T3症候群になるのですから、当然ですね。

蛋白質と脂質をしっかり摂りましょう。
エネルギー不足を解消すれば、この省エネモードも解除されます。 




食事誘発性熱産生!?



また冷えに対しては、「食事誘発性熱産生」というのも対策の1つです。


食事誘発性熱産生でどれくらいエネルギーを消費するかは栄養素の種類によって違ってきます。

蛋白質のみを摂取したときは摂取エネルギーの約30%が熱産生に回ります。

糖質のみの場合は約6%が熱産生に回ります。
脂質のみの場合は約4%が熱産生に回ります。

肉を食べると体が暖まるというやつです。

お世話になっている、プロの漫画家さんの「おちゃずけ」さんもこの「食事誘発性熱産生」をブログで取り上げています。 

さすが、分かりやすいですね。
一目瞭然です。



また、むか〜し、TVでも見たことがあります。
(元ネタを調べてみましたがハッキリしません。20年くらい前です)

大分前の事なので私の脳内脚色付きです。

元ネタ知ってる方、教えてください。私がスッキリして、喜びます(笑)




イヌイットの取材に日本人タレントが行って、イヌイットの人に訊きました。
「コメは食べないのか?」

するとイヌイットの人はこう答えていました。
「肉を食べないと体が冷える。肉を食え。」

その日本人タレントは、イヌイットの方にコメを勧める気マンマンでした。
ですが上記のやりとりで、自分はコメを食いました。
そしてどうなったか?
体が冷えまくり、最後には「肉食わないと冷える!肉大切!」と肉を食べていました。

イヌイットの方には常識だったようです。

当時は「ほほぅ、やっぱり肉だな(肉好き)」などと見ていましたが、食事誘発性熱産生の事だったんだ、と大分後にわかりました。




病院の外来でも?


外来患者さんでも「冷え」の症状がある人が多いです。


大体、植物性のものを多く食べ、あとは穀類です。
つまり、サラダ、豆腐と、コメ・メン・パンです。
これらが「ヘルシー」だという社会的な刷り込みの影響です。

そして、蛋白質と脂質がガッツリ不足した食事をされています。



女性が冷えやすい、とよく言うのは、まずこの食事が怪しいです。

植物性のものを食べて健康的な食事をしている、と本人が思っていても、体はサインを出しているのです。



もちろん、植物性でも豆を一杯たべたりなど工夫をすれば冷えずに済むかもしれません。
ですが、大部分の人はこのような蛋白質と脂質不足に陥っているのが現状です。



肉・魚・卵・チーズなどを、しっかり摂りましょう

そして、カロリーなんて、忘れましょう。





さて、ガッツリ動物性蛋白質を摂っているのに、ダルさなどがあり、太ってしまった、なんていう場合はT3だけでなく、甲状腺機能全体が低下している可能性があります。

甲状腺機能低下症

というやつです。


医療機関を受診し、TSH、FT3、FT4の3点セットを採血して測ってもらいましょう。ほとんどの医療機関で測定可能です。





また女性の場合は、

鉄欠乏

がある可能性があります。
血清鉄、TIBC、フェリチンも測定してもらいましょう。



鉄欠乏に関してはコチラを。

鉄欠乏について







最後にミニ講座


さて、T3、T3と言っていますが、コレは何でしょうか?

甲状腺ホルモンの1つです。

甲状腺ホルモンを医療機関で測る場合は3点セットです。

脳の下垂体という所から分泌される

TSH(甲状腺刺激ホルモン、thyroid stimulating hormone

が1つ。


そして、TSHで甲状腺が刺激される事で、甲状腺から甲状腺ホルモンが出ます。

これには2種類あって、T3T4があります。


T3は、

トリヨードサイロニン(トリヨードチロニン、Triiodothyronine)

T4は、

サイロキシン(チロキシン、Thyroxin)


この「3」とか「4」は、ホルモン1分子中のヨードの数です。

作用(生理活性)はT3の方が強いですが、血中を循環する甲状腺ホルモンのほとんどはT4です。

甲状腺からT3はほとんど分泌されません。

大部分はT4の形で血液内にあり、肝臓は腎臓などの「末梢臓器」でT4からヨードがひとつ外されてT3になり、色々な作用を起こす、という事です。



なぜこんな面倒な事をしているのでしょうか?

最初からT3を甲状腺が分泌すれば良さそうに思えませんか?

目的論的に言うと、それだけ代謝を微調整をしているから、というのが1つの理由です。

代謝の調整は、とても重要な機能です。
それを甲状腺だけで行うと、どうしても大雑把になってしまいます。

代謝の調整という大役を各臓器に振り分けて調節しているという訳です。


このT4からT3への変換反応は色々な状態によって影響を受けることが知られています。

絶食、外科手術後や悪性腫瘍での末期では、血中T4が正常であるにもかかわらず、血中T3だけが低下しています。

これが、low T3症候群(低T3症候群;Sick Euthyroid Syndorome)です。

新陳代謝を低下させ、活性型甲状腺ホルモン(T3)の産生を低下させ、体を順応させている状態です。省エネモードです。

その分子的な仕組みとして、IL6などのサイトカインが末梢臓器、特に肝臓でT4からT3への変換反応を司どる酵素を抑制している、と言われています。




以上、冷えるのはナゼ?という事についてでした。





2015年7月5日日曜日

糖質オフのグループ

この度、Facebookに糖質オフ系のグループを作りました。

その名も・・・

「糖質・批判オフ」






5秒で考えたこのネーミングから分かるように、大変ゆる〜いグループです。

また超適当な私が管理人ですので、管理も適当です。

あちこちで書いていますように批判は無駄なコミュニケーションだと思っていますので、糖質と一緒に批判もオフです(笑)


よろしくお願いします〜。




2015年7月4日土曜日

糖質制限、パターン別

今回は糖質制限の男女別の成功率などについて。

この方はイケる、イケなさそう、の判断基準です。
またその他の傾向と対策です。

また、導入編はコチラをご覧ください。

「簡単!糖質制限導入編」




1.かなり高成功率!酒飲みの男性。

糖質制限、大体中高年の男性でお酒を飲む方は、滅茶苦茶成功率が高いです。

男性でもお酒を飲まない方はやや成功率が低めです。
ですので、男性の場合、まず「お酒飲みますか?」と訊きます。

「飲みます」と答えたなら、しめたものです。
内心で「ククク、来たよ、来たよ!」とスイッチが入ります。

糖質制限はうってつけです。
酒飲めます、おつまみのほとんどは食べれます。
満腹に食べても腹回りがスッキリしたり、糖尿病が改善します。
簡単に脱メタボです。
糖質依存も少ない事が多く、あっさりと糖質制限が成功します。

ザックリ言うと、
「おつまみ食べて、飲んだくれれば良いんです」
と説明しています。



2.やせている男性

これは下記のやせている女性とほぼ同じです。
肉・魚・卵・チーズを食べましょう



3.肥満のある女性(BMIが25以上)

糖質依存の傾向のある方です。

あ、BMIの計算の仕方は簡単です。
体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)です。

身長160cm、体重60kgなら
60kg÷1.6m÷1.6m=BMI 23
となります。

一応、BMI 22が理想という事になっています。
BMIが22に人が一番長生きした、というデータが元になっています。
まぁ、身長と体重だけからのデータなので大雑把な目安と考えてください。
絶対的なものではありません。単なる目安です。

理想体重は身長と、この理想のBMI 22という数値から逆算します。
身長160cmの方なら
1.6m×1.6m×22=理想体重 56kg
となります。

日本人女性だとBMI 20くらいを目指す方が多いです。

手計算が面倒という方は下記のようなサイトでも計算できます。





もちろん、上記の様にBMIは非常に大雑把なものです。
身長と体重しか見ていないので当然です。

肥満とやせを大体チェックして、どのくらいがいわゆる「普通の体重」かの目安になるだけです。逆にいえば、結構な肥満や、結構なやせ、に対する指導には有効です。



筋肉が多い方はBMIが高めでも、体脂肪は少なくて「健康」です。BMIが26を越えても肥満ではない場合があります。当然ですね。ムッキムキです。見れば分かります。CTで脂肪量を測定しても分かります。



また、よくあるのが、一見、理想体重でも手足が細っていて、腹回りが出ている場合もあります

高齢者によく見られる状態です。高齢者施設でも多い状態です。ひと目みても「体力なさそう」な状態です。

この場合は、体重は理想体重でも実態は肥満と同じ状態です。CTでチェックすると内臓脂肪などが多い状態で「不健康」です。糖質制限をして内臓脂肪を減らし、動物性蛋白質や脂質で筋肉量を増やすべきです。



ですので、BMIはスクリーニングや、簡単な指導に役に立つレベルのものです。

あとは体型、体脂肪量、筋肉量などにより健康か、不健康かをチェックします。BMIがすべて、ではなく、BMIはとっかかりにしかすぎません





そして、

話を戻して肥満のある女性の場合の糖質制限。


糖質依存がネックです。

スイーツなどが欲しくなります。
コメ・メン・パンの代替品が欲しくなります。

糖質制限の本などを読んでも、植物性のものが良いという従来の考えから抜けだせずに、植物性のもの(豆やサラダ)などで頑張ろうとします。

そしてストレスがたまって糖質をドカ食いしちゃいがちです。

そんな時はコチラ!
ほぼ網羅されています。


おちゃずけさんのブログ

糖質制限で何故か「食後も満たされない」人へ



肉・魚・卵・チーズを、食べましょう
がっつり食べましょう。
体が欲しているのです。
肥満でも糖質が多い食事だったので、その他の栄養素の栄養不足なのです。

代謝が切り替われば、糖質を食べたい!という欲求自体が減ります
そして空腹感自体も変わってきますので、食事量も自然と減っていきます。
「あ、こんなに食べなくてもいいんだ」と思う時が来るのです。

最終的にはスイーツも欲しいとは思わなくなります。
コメ・メン・パンの代替品もいらなくなります。

欲しいうちは、まだ栄養不足・代謝が切り替わっていない、という状態です。
脂質代謝に切り替えましょう。


あとは意外と糖質量を摂っている場合も多くあります。
食べているものを書き出して、糖質量をチェックしましょう。

簡易的には私の説明書が役に立ちます。



本格的には江部先生の糖質量ハンドブックをご覧ください。
女性版もあるようです。




4.やせている女性

やせているのに糖尿病などがあり、糖質制限をした方が良いという方がいます。


ですが、やせすぎの方が多くみられます。

BMIが20を切っていたら、20くらいに戻しましょう
体の不調がでます。
月経不順や停止、骨粗鬆症、全身倦怠感など色々です。
ホルモンバランスも崩れます。

BMIが20で、体脂肪をさらに減らしたい方は筋トレです。



糖質制限は「やせる方法」ではありません

健康的な体重に戻す方法です。


やせすぎは健康全般に良い影響を与えません。
「やせなきゃ!」という強迫観念なんて、捨てましょう
「〜しなきゃ」は、単なる自分の思い込みです。
健康的に美しくなれば良いのです。



また、健康的に体重を増やしたいという方もいます。

食べている内容を拝見すると、見事に植物性のものが多いです。
サラダ、豆腐などです。
低糖質モノを食べています。これらも植物性です。



健康的に体重を増やすとは、どういう事でしょうか?

筋肉を増やす、という事です。

糖質をとって、体脂肪を蓄えるのは不健康です。

筋肉を増やすには筋トレもした方が良いですが、その前に食事です。

筋肉の元を食べていなければ、筋トレしても筋肉は増えません。



筋肉の元は蛋白質です。


そこで豆類にいってしまうのが、やせている方の特徴です。
豆類でも、とっても頑張ればムキムキになることは可能です。
というかコレは教えて貰いました。ありがとうございます。
動物性蛋白質全般が体に合わないという方はその方法が良いでしょう。

ただし、やはり動物性蛋白質の方が筋肉になりやすいです。
つまり、肉・魚・卵・チーズを食べましょう、という事です。

色々考えてしまい、食べるのが怖い、という方もいます。
そんな考え、忘れてしまいましょう。
お腹がいっぱいになるまで、肉・魚・卵・チーズを食べれば良いのです。

またやせている方はエネルギー不足の傾向があります。
その場合は、筋肉を分解してエネルギーの足しする、という事(糖新生)が体内で起こっています。

これを防ぐには、動物性蛋白質に加えて、脂質も充分に摂ると良いでしょう。

脂質にも良い、良くないがあります。



どんな脂質が良いの?



動物性脂質は大体OKです。

バター、ラード、牛脂、生クリームなどOKです。

生クリームは動物性ですが、ホイップクリームは植物性でNGです(下記参照)。
スーパーなどでは隣に売っていますので注意してください。

バターにかじりついても健康には何の問題もありません。
夜寝る前にラードを飲んでも良いのです。
生クリームを1パック一気飲みしても良いのです。

といっても自分の体調と相談しながら摂取しましょう。


植物性は絞っただけの化学的加工が少ないものが良いです。

オリーブオイル、ココナッツオイルが良いです。
熱にも強く料理にも使えます。

といっても、ココナッツオイルは香りが強いので、同居の人がいると食べ物が全部同じ香りになる、とクレームがつきやすいです。

ココナッツオイルは直で飲むか、コーヒーや紅茶に入れて飲むのがお勧めです。


他にも、ブームになった、亜麻仁油(あまにゆ)、荏胡麻油(えごまあぶら)、紫蘇油(しそあぶら)があります。これらは熱には弱いので、ドレッシングなど加熱せずに摂取しましょう。



注意が必要な油脂は?


逆に注意が必要なのは化学的加工がされた植物性油脂です。

サラダ油、キャノーラ油、グレープシードオイル

ホイップクリーム

マーガリン

トクホの「エコナ」、「リセッタ」など

このあたりの植物性油脂は要注意です。

化学的加工の過程で、「トランス脂肪酸」というものが発生します。
これは少量で動脈硬化を著しく促進させる、と言われています。

アメリカでは3年以内に全廃することが決定した程です。


バターは大丈夫です。
マーガリンはNGです。

生クリームは大丈夫です。
ホイップクリームはNGのです。

トクホであっても、エコナやリセッタはNGです。
公式ホームページでもトランス脂肪酸が入ってますと明記されています。



以上、各パターンでの糖質制限の方法などでした。