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2015年6月15日月曜日

高齢者の食事について

今回は高齢者の食事について。



今回は結論から先に。

高齢になっても、肉・魚・卵・チーズを食べましょう!



高齢者施設への訪問診療や配置医をしています。
私の入局した医局は「高齢医学」でした。
高齢者の方々の病を何とかしたいという思いは始めから強くありました。

実際に高齢者施設に訪問診療へ行っていると、腹回りが太いのに手足が細い方がとても多いことに気づきました。
本当にとても、とても多いのです。
100人以上しる施設をみてもそうです。


これでは嚥下機能も落ちますし筋力もなく転倒しやすいですし、高確率で骨粗鬆症になっています。転倒して骨折して、即寝たきりがあり得ます。

もちろん、見た目も、腹回りがスッキリして手足がしっかりしている方が良いですよね。


なぜ腹回りが太いのに、手足が細いのか?


完全に高糖質・低蛋白質食の影響です。



そういう方に食事の内容をよく訊きます。
すると、筋肉の元となる蛋白質が少なく、贅肉の元となる糖質が多いという食事内容です。
要するにコメがメインで、その他は少し。
何だったら甘いおやつは食べます。


これを改善するには1つです。
動物性蛋白質を摂りましょうということです。
たったこれだけで改善が見込めます。

つまり、肉、魚、卵、チーズを食べましょう、という事です。


外来では動物性蛋白質(肉、魚、卵、チーズ)の量を増やすように言っています。


2.せめて食べ順


コメ・メン・パンをやめられればベストですが、ご高齢な方には難しい事が多いです。

ですのでせめて、食べ順です。
動物性蛋白質を最初に食べて、次に野菜、炭水化物は最後に食べるように指導しています。

動物性蛋白質でお腹を満たすのです。



3.落とし穴、豆類


「植物性が体に良い」という「主食を食べましょう」と同様の刷り込みが私達にはされています。ですが、これは間違いです。基本的に動物性のものの方が健康的です。(例外はもちろんあります。ココナッツオイルなどは色々と良い効果があります)

最大の落とし穴は豆類
豆類は、植物性であまり筋肉になってくれないので、むしろ控えるように言っています。


という事で、最近は「肉、魚、卵、チーズ」を連呼しております。
難しい事を言っても頭に残りません。
認知症であればなおさらです。
何度も「肉、魚、卵、チーズ」と言っています。
蛋白脂質食のA4説明書も配ります。
4〜5回言っていると食事内容が変わってくることもあります。


親しいご高齢な方にもぜひ言ってあげてください。
「肉、魚、卵、チーズ」。





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