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2015年6月19日金曜日

癌と糖質制限

今回は癌と糖質制限について。




癌と言われた、または癌予防に糖質制限したいのですが?」的な質問がよくあります。

以前の投稿
糖質制限で何を?目的について。」でも癌と糖質制限について書きました。

今回は大分重複していますが(=コピペしていますが)、大切な話なので再度取り上げます。


外来では色々な時に、糖質制限について話します。
中でも命に直結する可能性のある癌の場合、やはりほぼ全ての方に糖質制限について話します。

もちろん、食事の話ですし、糖質制限するかしないかは患者さん次第です。


さて、その糖質制限。

糖質制限は3つのポイントで癌に対する効果が期待できます。


ポイント1:糖質は癌細胞の大好物


癌細胞は糖質をメイン・エネルギーとします。
蛋白質や脂質はあまりつかいません。
糖質を摂取することは、癌細胞に好物をあげることになります。
糖質を摂取すると、癌細胞がどんどん元気に活動できるようになってしまいます。

癌細胞を元気にしたいですか?



ポイント2:インスリンが出て癌細胞が増える


また、糖質を摂ると血糖値を下げるホルモンのインスリンが分泌されます。
このインスリンは細胞を増やす働きがあるホルモンです。


癌細胞は体内で毎日5000個も発生していると言われています。
ですが、免疫細胞(NK細胞など)がその癌細胞を処理してくれています。

そこにインスリンがあったらどうなるでしょうか?

癌細胞が増えやすくなり、免疫細胞での取りこぼしが生じてしまいます。
そして癌へと育つ可能性が増えます

癌細胞、増やしたいですか?



ポイント3:糖質制限でケトン体増加。癌細胞抑制。


さらに糖質制限をしっかりすると脂質を分解してできるケトン体が血中で増えます。
脂質は脂肪酸とケトン体に分解され、体内で使われます。

このケトン体が癌の増殖を抑制する可能性が示唆されています。


つまり、糖質制限をするとトリプルで癌に良い可能性があります


とはいえ、今ある癌細胞をなくす、というものではありません
でも、糖質まみれなままよりは、ずっとずっと良いと考えています。


3食ともコメ・メン・パンを食べる生活は、癌細胞にエサを与え、癌細胞を増やすホルモンを出すのです。逆に糖質制限すれば癌抑制効果が期待できるケトン体が増えます。


糖質制限を、さらに、できれば糖質0gの断糖を。

断糖については用語解説をご参照ください。

用語解説、糖質制限、蛋白脂質食、断糖


癌にかかった場合の食事は、やはり糖質制限・断糖が現状でベストだと考えています。
糖尿病にも癌にも良い効果が期待できます。
変なサプリや、素人さんによるインチキ療法にすがる前に糖質制限・断糖を。





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